2019年07月09日
お寺の瓦が唐獅子牡丹な理由
二代将軍秀忠の母、西郷局の
両親を祀っていたという法泉寺
その山門の屋根には・・・
百獣の王とされる
唐獅子の飾り瓦が乗っています
獅子の体毛には寄生虫がいて
なので、夜に獅子は牡丹の下で休み
帰るとき境内脇に滾々と沸く
温泉水を少しいただいてきました
唐獅子の飾り瓦が乗っています
そして、この門をくぐり境内に入った
裏側の屋根には牡丹の瓦があります
牡丹は百花の王と呼ばれ
花言葉は富貴や風格。
百獣の王獅子とは最強の組合せですが
ほかに、こんな意味もあります・・・
獅子の体毛には寄生虫がいて
やがては皮を破り肉を食うそうです
しかし、この虫は牡丹から滴り落ちる
夜露にあたると死んでしまいます
なので、夜に獅子は牡丹の下で休み
そこを安住の地とします
ということで、仏教的には
あなたにも安住の地がありますか
と問いかけているのです
帰るとき境内脇に滾々と沸く
温泉水を少しいただいてきました
良質なラジウムを含む硫黄の冷鉱泉で
肌によいそうです
Posted by matsu39 at 09:16│Comments(0)
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