手ぬぐいの端がほつれてる訳
浜松まつりの凧場で
肴町の凧を用意する役員たち
日差しが強いため昼間は
手ぬぐいを頬かむりにしています
この手ぬぐいを広げると・・・
薄くギザギザの模様がありますが
これは縁起の良い松葉の小紋に
道を表すぼかしを入れた図柄で
正式には
山道といいます
ただ、
魚がしの印が入ったものは
肴町でしか買うことができません
また、手ぬぐいをよく見ると
意識的に端は縫い合わせず
ほつれたままになっています
その訳は洗った後早く乾かすためと
雪駄や下駄の鼻緒が切れたとき
応急処置で手ぬぐいを裂き
鼻緒の代用にも使えるためです
浜松まつりの凧場でも
ケガをした時手ぬぐいを巻けば
すぐに手当てができますが
今の凧場には
常時救急車が待機しています
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