お神輿が立ち寄る御旅所とは

matsu39

2025年05月16日 00:25


毎年6月に浜松の松尾神社例大祭

氏子衆に担がれる絢爛な大神輿です

この時期は全国的に神社の例大祭が多く

5月には、神田明神の神田祭

今日から始まる浅草神社の三社祭

6月には、日枝神社の山王祭

千貫神輿で有名な鳥越祭があります。

その例大祭で担がれる

お神輿の中に乗っているのは・・・
神社からお神輿に遷された神様です



そして、そのお神輿が向かうのは

御旅所(おたびしょ)や

御仮屋(おかりや)と呼ばれる

氏子地域で休憩や一泊する場所です

これは全国的に共通の神事で

地元浜松の松尾神社でも

元魚町から出発したお神輿は(神幸祭)

肴町の御旅所に一泊します



最初の写真に登場した大神輿の翌日には

もう一基別の水掛け神輿を担ぎます

このお神輿は御旅所に一泊した翌朝

大量の水を掛けられながら

氏子10町を順番に渡御し

松尾神社へと戻ります(還幸祭)



神様をお神輿にのせる理由は

氏子地域を厄払い祝福を与え

担ぐことで住民のを深めるためです

また、揺らせば揺らすほど

神様が喜ぶと言われています

ちなみに、2025年の松尾神社例大祭は

6月14日(土)10時から大神輿が

15日(日)9:00から

水掛け神輿が渡御します






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