松作商店屋号の由来

matsu39

2014年08月11日 10:42


当店の屋号は、松作(まつさく)といいます。

珍しい名前ですが、そのいわれは・・・
当店が創業したころの江戸時代、

武士以外は苗字を名乗ることは

認められていませんでした。

なので、商人などは家を特定するための

屋号というものを使用しました。

当店は創業時、松田屋(まつだや)という屋号で

当主の名前を作左衛門(さくざえもん)と言いました。

そのため、松作(まつさく)という屋号を使っています

創業から三代くらい、当主は作左衛門を襲名しましたが

今は一般的な名前になっています。

そして、当店の家印はこちらです



ローマ字ののようですが、横の棒が突き出ています。

これは松の葉と、お蔵の錠前をモチーフにデザインしたものです。

二葉で一対の松の葉は、寄り添って支え合うという意味もあります。

また、冬も枯れない常緑樹の松は、

若さ・不変・繁栄につながり縁起が良いとされています

まちを歩きのとき

屋号や家印も眺めてみるとおもしろいですよ


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