肴町大安寺酉の市の由来

matsu39

2016年11月10日 00:12


平成28年の酉の市(とりのいち)は、

11月11日(金)と23日(水)の2回

むかしは酉の祭(とりのまち)とも呼ばれました。

祖母の話によると、酉の市が3回ある年は

火事が多いと言われているそうです

また、この縁日は浅草の鷲神社(おおとりじんじゃ)など

主に関東で行われ他の地域ではあまり見かけません。

静岡県では浜松の大安寺が有名ですが、

いつ頃から開かれるようになったんでしょうか
時はさかのぼり明治23年

当時田町で玩具問屋をしていた

カスミヤの主人織田利三郎氏が主導となり、

まちなかの発展と浜松張子の普及を願って

11月の酉の日に板屋町の法雲寺(現在は高町)

で市を開いたのが始まりです



それが戦後になり、肴町の大安寺に

財宝を司る福徳毘沙門尊天のお堂完成を記念して

昭和25年(1950年)からこちらに移り

多くの露天商でにぎわうこととなりました



僕が子供の頃は露天も多く

中でも炒った椎の実(しいのみ)や

ハッカパイプを売るお店がなつかしいです

酉の市の縁起物

酉の市の縁起物といえば熊手とだるまです。

熊手は、福を掻き込むにあやかり

玄関入り口の高いところに南か東に向けて飾ります。

また、自分で買うより 

人に買ってもらったほうが良いとされます

さらに、毎年大きい物に買い換えると

それに従い商売も大きくなるそうです

そのほか、益々繁盛にあやかり

半升桝を二つ重ねた縁起物を求める人もいます











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